出汁を大事にしたいので
軽いあくとり
おいしく出汁が引けた時は
お出汁が尊くて、少しも無駄にしたくない
という気持ちになります。
料理屋さんのように大量でもないので
より貴重なわけです。
その出汁でいろんな具材を煮込んでいったりして
おいしい何かに育っていくわけですけども、
その過程でアクが出ることもありますよね。
そんなのお玉ですくえばいいじゃないと言われたら、
あくとりに明日はありませんけど、
アクと一緒に捨ててしまうちょっとのお出汁も
惜しいからやっぱりあくとりがいいんですよね。
顆粒だしとかの時はお玉でやっちゃったりしますけど・笑。
ちなみに、このあくとりの良さは
軽やかさにあると思っていて、
柄の短さと軽さでとっても取り回しやすい。
特にお鍋をする時には卓上でジャマになりません。
お鍋にお肉を追加した後はけっこうアクが出るので、
やっぱり取り分け用のサーバーで取るより
あくとりを使う方が気分がいいです。
あと、このあくとりは細いワイヤーハンドルなので、
アクを入れるボウルに差してても
柄の重さで倒れたりしないのもいいところ。
これだけワイヤーを細くできるのは
重いものをすくう前提で作られていないからこそですね。
と言いつつ、揚げ物、豆腐、野菜の下茹での時なんかも
けっこう使っちゃってますけど・笑。