正しい珈琲

円錐型ドリッパー/フィルター

愛読書に出てくる登場人物は、
コーヒーメーカーで淹れたコーヒーを愛飲している。
この前観た映画の中に出てきた登場人物は
ハンドドリップで淹れていたし、
近所の喫茶店はサイフォンだ。

コーヒー好きの友達のなかには、
手挽きのコーヒーミルを使ってネルドリップする人もいれば
インスタントコーヒーで済ませる人もいる。
缶コーヒーをタバコの煙と一緒に飲む人もいれば、
カフェイン制限で紙パックのコーヒーで我慢する人もいる。
まだ出会ったことはないけれど、
ラテアートに全てを捧げて
「飲まないコーヒー」を淹れる人もいるかもしれない。

このコーヒーにまつわるテキストの構想を考えてはや一週間。
全然まとまらないのも納得です。
それぐらい、みんな自由にコーヒーを楽しんでいる。

家でハンドドリップを始めた頃、
どうすれば美味しいコーヒーが淹れられるのか、
「コーヒーの定義」を求めて専門書を読んでみたり、
雑誌に載っているお店を飲み歩いたりしていました。

でも、いろいろ見聞きしてコツといえるものは
「粉じゃなく豆で買う」「飲む都度豆を挽く」「しっかり蒸らす」
といったごくごく簡単なもの。
この3つはいろんな中でも共通してたけど、
淹れ方や道具に関しては千差万別でした。

味覚に関しても人それぞれなので、
万人に共通する正しいコーヒーなんてありませんでした。
そして、たまたま行ったコーヒーのイベントで、
とある焙煎家の方が「私は缶コーヒー、好きで毎日飲んでます」
と言っているのを聞いて完全にタガが外れました。

「正解を決めない」
そう、そんな形式の無さがコーヒーをはじめとした
嗜好品の魅力であり、僕の中で一番しっくりくる
コーヒーからの回答でした。
僕も家でのコーヒーの淹れ方はコロコロ変えるし、
発作的に甘ーい紙パックのコーヒーが
飲みたくなるときもあります(でも缶コーヒーのブラックは苦手)。

正解は決めないけど、自分の中で
「基本なもの」は決まっています。
それがこの円錐型のドリッパーで淹れるコーヒー。

家で飲む普段のコーヒーはもっぱら作業のお供なので、
手早く美味しく淹れられて、
後片付けも楽チンなペーパードリップで淹れる事がほとんど。
そして、いくつか持ってるドリッパーの中で
自然と手に取ってしまうのがこのドリッパーなんです。

特徴は、内側にあるスパイラル状のリブが
上の方まであるということ。
ペーパーがドリッパーに貼り付かず、
ガスが抜けてコーヒー的にもヨイらしいのですが、
僕は単純にペーパーがポイッと捨てやすいところが気に入ってます。

ペーパーが捨てやすいかどうかなんて、
味に直接関係の無い事ですが、
普段使う上でこういうちょっとした使い心地って
使用頻度に大きく関係してくるんですよね。

材質はプラスチックと白いセラミックのものがあり、
僕は頻繁&ラフに扱うのでプラスチックの方を使っています。
使いだして2年程経ちますが、
肉厚なおかげか未だにひび割れる事もありません。
この丈夫なところもよく使ってる理由かもしれません。

ただ、使っているとコーヒーの色素で移ってくるので、
このあたりが気になるようであれば
見た目にもリッチなセラミックタイプがおすすめです。

正解は決めない。
だから、これで淹れたコーヒーも違う淹れ方のコーヒーも、
決して不正解ではないですよ。

サイズ
1-2杯用 クリア:幅115×奥行100×高さ82mm / 約100g
    セラミック:幅119×奥行100×高さ82mm / 約320g
1-4杯用 クリア:幅137×奥行116×高さ102mm / 約200g
    セラミック:幅140×奥行120×高さ102mm / 約400g
材質
クリア:AS樹脂 セラミック:磁器
スプーン:ポリプロピレン
生産国
日本
フィルターについて
内容量:100枚
このドリッパーは円錐タイプのフィルター専用です。
台形タイプのフィルターはご使用できませんのでご注意下さい。

円錐型ドリッパー

¥350 〜 ¥1,900(税抜)

タイプ