個性、大暴れ
カレンダー 2025
ダンスをしてる人の指先まで意識が行き届いている姿が美しいのと同じように、
部屋の中の小さなものまでしっかり選んである家にも
同じような気持ち良さがあります。
冷蔵庫のマグネットや小物入れ、
クッションカバーなんかにちょっとした遊び心が見られると、
懐も深くて最高だなぁと思います。
そういうゆるいチョイスをしたくなるもののひとつがカレンダーです。
1年で使い切ることが決まってるのも遊びやすい理由のひとつですね。
このカレンダーは、知的障がい者の方が
それぞれの思いを達成したり経験できるようサポートする、
大阪にある支援施設「西淡路希望の家」のオリジナル商品です。
その施設の方たちが月替わりで日付を書き込んでいて、
書く人によってテイストが違えば、使う筆やペンも違います。
月によって紙の種類も違っていたりします。
今年はカレンダーの発売から12年、
干支1周記念ということでちょっとだけ特別仕様になってますよ。
きっちり書きたい人、右肩上がりになっちゃう人、
描きたい人、もういろいろわからない人。笑
それぞれ個性が大暴れしているので、
月によってはちょっと見にくい場合もあります。
勢い余って31以上の日付が書いてあることもあるかもしれません。笑
カレンダーだと普通はこうだと思う部分で
足りてないところもあるかもしれませんが、
その分他のカレンダーにはない可笑しみに溢れています。
そういうところも含めて「みんな違って、みんないい」と
可笑しく笑える方には、ぜひ月ごとのお楽しみにしてもらいたいですね。