納得の落とし所

アルミキャストフライパン

テフロンだったりフッ素だったりの
コーティングのフライパンはどこまでいっても消耗品。
どれだけ大事に使っても、いずれコーティングは剥がれてしまいます。
だから、よほどのものでない限りあまり値の張るものを
買わなくてもいいんじゃないかと思います。

ずっと使えるものを選びたいなら
鉄とかコーティングのないものを選ぶ方がいいです。
(鉄のも欲しいのでラダー的に合うものを探し中)
反面、鉄は焦げやすかったりテフロンより手がかかるなど
それぞれに長所短所があります。

テフロンコートのフライパンの選び方は
自分なりの落とし所を見つけること。
重さや使い勝手、デザイン、2〜3年でダメになっても
OKと思える値段、このあたりが自分的にバランスが
取れてるものを選ぶのがいいと思います。
その点でこのフライパンはとてもバランスがいい。

熱伝導の良いアルミは板厚が薄いと
温度にムラができて焦げやすくなるので
底は4mmとしっかり厚くしてムラなく熱を伝え、
(イメージとしては↑の感じ)
その分重くならないように側面は薄くしてあります。

反対にハンドルは熱の伝わりにくいステンレスなので熱くなりにくい。
基本的には素手で持てるけど、
火力の強さと調理時間によっては熱くなります。
でも、ジワジワと温度が上がってくるので
急激に熱くなってビックリすることはありませんよ。

ただ、ハンドルの付け根部分がちょっと洗いにくいので
そこだけもうちょっと手入れしやすいとうれしいです。

そして、肝心のコーティングですが、
「プロフェッショナルS加工」というフッ素加工で
テフロンの最高峰5つ星「テフロンプラチナプラス」と
同等以上の耐久性とこびりつきにくさを誇ります。
ちょっと聞き慣れないと思いますけど、
食品規制にとても厳しいヨーロッパで実績がある塗料で、
近年問題となっているPFOAももちろん一切使用してません。

フライパンの寿命を伸ばすには

とはいえ、使い方によってはその寿命も短くなってしまいます。
主に気をつけるポイントは次の通り。

・油を引く
・弱火〜中火程度で使う
・アツアツの状態で水につけない/かけない
・金属製調理器具は使わない
・汚れが残らないようにしっかり洗う

これらはこのフライパンに限らず
コーティングフライパン全般に言えることです。
テレビCMなんかの影響もあってか
ノンオイル調理ができると思ってる方も多いかもしれませんが、
ノンオイルでもくっつかないというだけで、
テフロン目線で言えば高温になりすぎる
原因のひとつになるのでよろしくありません。

また、強火も短時間で一気に高温になるので中火くらいまでにして、
反対に調理後すぐのチリチリに熱い状態で
いきなり水をかけたり浸けたりするのもNG。
急な温度変化がコーティングを痛めます。

そして、金属製の調理器具が使えると
説明書に書いてあっても使わない方がベター。
直ちに影響はないでしょうけど、塵も積もればってやつですね。
使うにしてもあまりガシガシせずにやさしく使ってあげてください。

ただ、やさしく洗いすぎてしっかり汚れが落ちないのも問題。
残った汚れが焦げて、そこが焦げつくようになってしまいます。
固いたわしなどはダメですが、
やわらかいスポンジでゴシゴシ洗う分には大丈夫なので
しっかり汚れを落としてあげましょう。

用法用量を守って正しく使えば、おいしい関係も長続きしますよ。

ピッタリサイズの蓋探してきました

専用の蓋はないんですが、蓋がほしいとの声も多いので
無骨な業務用のものの中からサイズ・デザイン共に
ピッタリ合うのを探してきました。
それぞれ20cmと26cmのものが合いますよ。

サイズ
20cm:φ200(外径216)×奥行371×深さ44mm / 約605g
26cm:φ260(外径276)×奥行450×深さ54mm / 約912g
材質
本体:アルミ合金鋳造品(内面/ふっ素樹脂塗膜加工(プロフェッショナルS加工))
ハンドル/ステンレス
材質
内面加工:ふっ素樹脂塗膜加工(プロフェッショナルS加工/PFOA不使用)
生産国
日本
備考
◯:直火、オーブン
※オールメタル対応以外のIHクッキングヒーターではご使用できません。

組み合わせて使いたい

アルミキャストフライパン

¥5,400 〜 ¥6,600

タイプ

組み合わせて使いたい