何もないのがいいところ
18-8ステンレス ツールスタンド
詰まるところ道具類が立てられれば
何でもいい気がするツールスタンドも
いくつか自分なりの見るポイントがあります。
まずは道具を安定して立てられる重さ。
兎にも角にもこれが大事。
倒れそうなことを気にして使うのもいやだし、
倒れてしまうとキッチンだと危険な場合もあります。
次に素材。わりとラフに道具を出し入れしても
傷付いたり割れたりする心配のない
強度があるものがいいので、
陶磁器のものも素敵だけどステンレスだと気楽です。
キッチンの天板と馴染んで目立たないのもいい。
形についてはいろんな考え方があると思うけど、
僕はこの寸胴型が洗いやすくて好き。
もっと径が大きくなると立てたツールが
ブワーッと広がってしまうけど
これくらいのサイズだと気になりません。
そして、そんな何もないフラットな形だからこそ
これでステンレスの板厚が薄いと
貧相というか安っぽくなってしまうので
これくらいしっかりとした板厚が必要なんですよね。
薄い板厚で下に重りを付けただけだとこうはいきません。
サイズ的には大は木べらやお玉などツール全般に、
小はやくさじミニスパチュラなど
小さめの調理道具にはもちろんですけど、
カトラリースタンドとして使うのもいいですよ。
使う上でのコツと言いますか、あくとりやターナーのような
ワイヤーハンドルのものを立てると、
柄の輪っかの中に他のツールの柄が入って
引っかかることがあるので、そういう形状のものは
立てないようにすると、よりストレスなく使えると思います。